琉王初防衛戦
沖縄県唯一のプロレス団体、琉球ドラゴンプロレスリングが3周年記念大会をカデナアリーナで行い、うまんちゅ王座(琉王)の初防衛戦が行われました。
今回グルクンマスクの横断幕が初お披露目。ぼくが制作しました。左下のスペースにサインを入れてもらう予定です
楽しかった
地元嘉手納町長による歌と三線の演奏で和やかに始まった大会でしたが、メインイベントのタイトルマッチはとても激しい戦いになりました。2月に行われた初代琉王決定戦で勝利したグルクンマスクの最初の防衛戦が、3周年記念大会というのも感慨深いものがあります。前回の決定戦は内地の強豪を迎えての一戦でしたが、今回の挑戦者は同じ琉ドラ所属の美ら海(ちゅらうみ)セイバーです。旗揚げから3年間のひとつの総決算がこの試合だったんだとぼくは思いました。
激しかった
試合は、華麗な空中技を使い、普段は口数も少ない、クールなイメージの美ら海セイバーが、グルクンマスクの強烈な打撃をくらっても物凄い気迫で何度も立ち上がり、王者を追い詰めましたが、あと一歩王座には届かず、グルクンマスクの勝利となりました。自らこの大会のメインに挑戦者として名乗りを挙げたセイバーの、この試合にかける強い意気込みが感じられました。ぼくはこの試合で、セイバーがレスラーとしてひとつ上のステージに上がったような気がします。そしてグルクンマスクはとても強かったです。チャンピオンらしい貫禄が漂っていました。
4年目の琉球ドラゴンプロレスリングがもっと楽しみになった1日でした!
タイトルマッチ宣言をしているのはラジオ「スポーツフォーカル」の漢那邦洋氏
台湾人ふたり、オーストラリア人ひとり、日本人ひとりという国際色豊かなタッグマッチ