真冬の沖縄はプロ野球のキャンプが熱い
2月から一斉に始まる春のキャンプでは12球団中なんと9球団(本島は7球団)が沖縄県でキャンプをします。
狭い県内なので場所によっては一日に2〜3球団見られますよ。
新聞で予定をチェック!
県内の新聞にも直前にかなり充実したキャンプ情報が折り込みされていて、各球団のキャンプ地やスケジュールを細かくチェックできます。阪神以外のセリーグが本島中部に集まっているのでセリーグファンには特にうれしい。
- 東京ヤクルトスワローズ・・・浦添市
- 読売ジャイアンツ・・・那覇市
- 阪神タイガース・・・宜野座村
- 広島東洋カープ・・・沖縄市
- 中日ドラゴンズ・・・北谷町(2軍は読谷村)
- 横浜DeNAベイスターズ・・・宜野湾市(2軍は嘉手納町)
- 北海道日本ハムファイターズ・・・名護市(2軍は国頭村)
- 千葉ロッテマリーンズ・・・石垣市
- 東北楽天ゴールデンイーグルス・・・久米島町
球場をうろうろしているだけで楽しい
各選手のバッティング練習も悪くはないですが、ブルペンで生の投球が見られるのは貴重です。あと地味に内野の守備連携なんかも飽きません。キャンプは選手が間近に見られる他にも取材のためにOBもやってくるので、往年のレジェンドたちに会えます。しかもこの時期はけっこう気さくに写真やサインに応じてくれるのです(人による)。
そんな雰囲気に惹かれてか毎年全国からプロ野球ファンもやってきます。練習場前で出待ちしている人たちに聞くと本当に各地から来ています(やや西日本率高し)。
キャンプを受け入れる各自治体も歓迎ムード。観光客やマスコミ向けに休日はイベントなども球場付近で行っているので、練習がない時間帯でもそっちで楽しむことができます。
キャンプの醍醐味・オープン戦
そしてこれだけたくさんのチームが集まっているのだから、当然あちこちでオープン戦や練習試合、紅白戦が行われます。比較的狭い市民球場で行われるので距離も近く、しかも調子を確かめるために次々と選手を起用するのでかなりのお得感。ぼくも毎年どこかの試合を見に行くのですが、投手は開幕前であってもここで打たれているとやっぱりそのシーズンは結果が出ていないし、ここできっちり決め球で抑える投手は開幕後もしっかり勝っています。
さりげなく韓国の球団も沖縄でキャンプをしているので、日韓戦も見られますよ。
去年コザしんきんスタジアムで観戦した広島vs千葉ロッテ